NPO法人セルフケア情報研究センター(Self Care Information Study Center)
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2006年07月06日

会報 第6号 2006.7.6発行(抜粋)

NPO法人 セルフケア情報研究センター 〜 Self Care Information Study Center 〜


ごあいさつ

 日ごとに暑くなってまいりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
冷房で汗を冷やすことが多いこの時期、衣類の汗が冷気で乾くのは疲労になります。朝、通勤などで汗をかいたら、下着だけでも着替えましょう。体が軽くさっぱりゆとりをもって一日がスタートできます。是非とり入れてみてください。
 さて、下記の茶野浄蓮先生の仏教講座第1回目が好評のうち終了しました。テーマについての内容だけでなく、普段なかなか知ることのない僧侶ならではの体験談なども交えながら、楽しくまた為になるお話でした。単発や途中の回からの参加でもかまいませんので、皆様ふるってご参加ください。


今後の講座スケジュール

7/28(金) 18:45〜20:15 IGS総研渇議室 浄蓮の仏教講座 第二回「あなたは、どうして僧侶にならないのかな?」
茶野 浄蓮 和尚
7/29(土) 10:00〜15:30 東京国際フォーラム 「海外赴任社員の健康リスク管理のポイント 
                    〜特に中国・東南アジア各国における実態と対応〜」 藤田 紘一郎 先生
10/14(土) 9:30〜16:30 東京国際フォーラム 「第2回コミュニケ−ションスキルアップ セミナー( 医療従事者対象 )」 
久田 満 先生


教育セミナーのお知らせ

「海外赴任社員の健康リスク管理のポイント」 〜 10人に1人は寄生虫感染! あなたの社員は大丈夫か・・・ 〜

 鳥インフルエンザ、SARS、寄生虫感染など「リスク管理」という観点から、海外赴任社員を抱える企業向けに、管理者として必要な知識と対応を公開します。セミナーは3部構成で、実際の事例を通して具体的に解説する講義の他、質疑応答、ディスカッションも行います。
 講師は、寄生虫学・感染症免疫学のエキスパートである藤田紘一郎先生(東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授)です。
 過去10数年のデータや資料でご説明いただきます。秋から冬の流行期に是非このセミナーをご活用ください。

【日 時】7/29(土) 10:00〜15:30(3部構成)
【場 所】東京国際フォーラム G402会議室 東京都千代田区丸の内3-5-1 TEL 03-5221-9000
【費 用】36,000円(正・賛助会員28,000円)
【お申込】セルフケア情報研究センター TEL・FAX 03-3320-1271 E-mail:info@self-cisc.jp


健康相談の記録から 4

 <ご相談のあった方の御了解の上、紹介させていただいております。40歳代女性会社員会員の方>

 私はセルフケア情報研究センターから、病気と診断された後の病院選びから治療法、メンタルまで、病気に関するいろいろな知識や情報を戴くだけでなく、普段の生活についても様々ご指導いただいております。
 アドバイスいただいたとおり、体調の悪いとき、薬だけに頼らなくても健康食品にも非常に効果のあるものがありますし、高価でない普通に市販されている食品でも、かなりの効能がありました。
 私は、夜なかなか寝付けず夜中に何度か起きてしまうほうでしたが、就寝前にすりおろした生姜を入れた牛乳を暖めて飲むと、調子が良くすんなりと眠れます。ぐっすり眠れてすっきり目が覚めるようになりました。また、喉が痛くなってこのままでは風邪をひきそうな気配のある時などは、梅干入り紅茶が効きます。体が温まるし、喉の痛みも和らぎました。身近な食べ物でも効果大でした。
 自分では健康管理に留意しているつもりでしたが、実際は具合が悪くなってから薬を飲むなど、対処的ものになっていました。病気になる前の日頃のセルフケアが大切なのだと改めて思います。


食品豆知識

* 納豆

  納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた食品です。大豆は、昔から「畑の肉」といわれるように良質のたん白質が主成分で、コレステロールを低下させる作用のある不飽和脂肪酸が多く、ビタミンのB2やEなどいろいろな微量成分を含んだ栄養食品です。
 納豆はこの大豆のよさをすべて受け継ぎ、さらに納豆菌の働きで、血栓予防、ボケの予防、高血圧予防、骨粗鬆症の予防、有害菌に対する抗菌作用、消化の促進と整腸作用、美容とダイエット効果、更年期障害の軽減、肩こり・冷え性の予防など、すばらしい効能が加わっています。1日50g摂るように心掛けましょう。海苔やとろろ昆布、キムチやオリーブ油などとアレンジして食べるとさらに効果あり、飽きずに続けられます。
 ただし、脳梗塞や心筋梗塞で薬のワーファリンを服用している人は、納豆のビタミンKがその効果を妨げてしまうので、注意が必要です。


健康豆知識

効果的な薬の飲み方  食前・食後・食間

 薬には、食前に飲むもの、食後に飲むもの、食間に飲むもの、があります。薬を飲む時を指定するのは飲み忘れない為もありますが、食後の薬だからといって、食事を抜いた場合には薬まで飲まないのはよくありません。それぞれ薬の効きによって飲むタイミングが違いますが、食事が不規則でも大体6時間おいたら飲むようにすればまちがいありません。特に、抗生物質は、「時間」と「日数」をきっちり守ることが薬の効果を最大にします。
 しかし、糖尿病の薬などは、食前をきっちり守らないと薬の効果が無いだけでなく、重大な副作用が出る場合もあるので、処方はきっちり守りましょう
 また、食間を食中と勘違いして食事中に薬を飲む人が稀にいますが、食間とは、食事と食事の間のことですから、くれぐれも間違えないようにしましょう。漢方などは、食間が多いです。分からなくなったら、必ず相談して正しく服用する習慣を!!

2006年05月31日

会報 第5号 2006.5.31発行(抜粋)

NPO法人 セルフケア情報研究センター 〜 Self Care Information Study Center 〜


ご報告

 五月の皐月晴れとはいえぬ陽気が続いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 うす曇りでも紫外線が一年のうちで強い季節です。野外での活動時に長時間紫外線を浴びることは免疫力を低下させますので、ご注意ください。帽子・日傘・サングラスが必携ですね。
 さて、去る5/14(日)開催の当センター協賛セミナー「免疫医療の基礎から学ぶ」は、定員をはるかに超える参加者でした。現在ガンを含め免疫療法の期待は高まりつつあり、免疫療法が抗がん剤・手術・放射線などに次ぐ選択肢となる時代になってきたようです。蓮見先生より貴重なお話をいただきました。資料など詳細をご希望の方は、どうぞご連絡ください。


今後の講座スケジュール

6/30(金) 18:45〜20:15 IGS総研渇議室 「浄蓮の仏教講座」 茶野 浄蓮 先生
7/29(土) 10:00〜15:30 東京国際フォーラム 「海外赴任社員の健康リスク管理のポイント
                    〜特に中国・東南アジア各国における実態と対応〜」 藤田 紘一郎 先生
9/30(土) 10:00〜17:00 都内施設予定 「第2回コミュニケ−ションスキルアップ セミナー」  久田 満 先生


講話会のお知らせ

〜当セルフケア情報研究センター主催講座〜 毎月第4(金)に定期開催決定
 浄土真宗僧侶 茶野浄蓮の「浄蓮の仏教講座」  6月30(金)18:45〜 スタート!

 私達は、日々目の前のことだけに意識がいってしまいがちです。時として仏教の世界にふれてみると、ストレスもストレスではなくなるかも知れません・・・。とても分かりやすく楽しい仏教のお話です。

【場 所】IGS総研且末ア所会議室(東京都新宿区西新宿3-17-7西新宿TOKビル1F)
【費 用】無料
【お申込】セルフケア情報研究センター TEL・FAX 03-3320-1271
【テーマ】 1 日本仏教は仏教か?
      2 あなたは、どうして僧侶にならないのかな?
      3 阿弥陀の世界、観音菩薩の世界、釈迦の世界
      4 時空の話、宇宙の話
      以下 乞う御期待!!


健康相談の記録から 3 

<ご相談のあった方の御了解の上、紹介させていただいております。 50歳代男性 会員の方>

 今年のゴールデンウィーク中、3年ぶりに伯父(78歳)と会いました。伯父はこれまで病気らしい病気をしたことがなく、健康管理には無頓着な人でしたが、その時の伯父は痩せ衰え、痛々しいほどでした。なんでも、長年の不摂生(豪酒&ヘビースモーカー)で肺気腫を患っているとのことでした。それにもかかわらず、本人は酒・タバコを止めようとはしません。
 そこで、以前から私がお世話になっているセルフケア情報センターに連絡したところ、連休中にも関わらず快く対応してくださり、伯父へのアドバイスをいただきました。現在は、病院嫌いの伯父も検査を兼ねて入院中です。
 伯父のように、病気に関し無頓着で病院に行くことに抵抗のある患者さんに対しては、いかに適切な医療のアドバイザーが必要・大切であるかを思い知らされました。


健康食品豆知識

★ミミズ酵素

 ミミズは、腐敗物から土を作り出す名人で、「大地の腸」と呼ばれています。現在の肥沃な土はミミズ が4億年の歳月をかけて作ったとされるほど有益な小動物ですが、意外とその実態は研究されておらず、まだまだ未知な部分が多いようです。
 近年このミミズの力を借りて生ごみを減らそうとする動きが活発です。ミミズは生ごみを食べて糞を出しますが、この糞が優れものなのです。ミミズの糞には、通常の土壌に比べ、チッソが約5倍、リンが約7倍、マグネシウムが約3倍、カリウムが約11倍、カルシウムが約1.5倍も多く含まれるといわれています。
また、ミミズの糞は顆粒状で、乾いていても濡れていても弾力のある状態を保つことができます。空気と適度な水分を保ち、粒と粒のすき間が根の伸び進む道を確保するわけです。
さらに、ミミズには食べたもののpH を中和する働きがあり、糞が中性なのはもちろんのこと、作物収穫後もpHバランスを崩さないので、連作が可能になります。ミミズの糞は全く無臭で、生ゴミの臭さも吸収してしまいます。
 それだけでなく、医療の分野でもミミズについて研究開発が進んでいます。欧米原産の「赤ミミズ」の内臓にある酵素には、「血栓を溶かす効果」また、「血糖値が低下する」という臨床データもあります。そして、各臓器の血流が改善されることで、ホルモンの分泌が良くなり、肝機能障害、むくみ、耳鳴り、老眼、かすみ目など様々な症状が改善されます。
また、ミミズの細胞は、ヒトのガン細胞を見分けて、ガン細胞だけを殺すことが実験で分かっています。ヒトの免疫細胞でガン細胞などを殺傷するナチュラルキラー細胞より、はるかにガン細胞を殺傷する能力が高く、ガン治療にも効果が期待されています。

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