NPO法人セルフケア情報研究センター(Self Care Information Study Center)
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2006年07月29日

「海外赴任社員の健康リスク管理」 平成18年7月29日(土)10:00〜15:00

    海外赴任社員の健康リスク管理のポイント
  〜特に中国・東南アジア各国における実態と対応を中心に〜

 近年、鳥インフルエンザや新型インフルエンザ、SARS等海外での感染症は、身近に迫る国際的な問題となっています。また、感染源に近いところでの日本人の赴任・渡航は年々急増し、企業でもトラブルに苦慮しています。
 しかし、マスコミ等での情報以外はっきりとした実態や対策が見えてこないのも現実です。 実際の海外での検診結果や相談においては、肝炎、寄生虫、性病、狂犬病などの罹患率が国内とは比較にならない状態であり、これは、「ニッポンの常識では通用しない世界」です。 よって、海外での安全と安心な就労のためには、「海外赴任者の無知」「管理者の認識不足」の解消が不可欠です。 
 今回のセミナーでは、「リスク管理」という観点から、現況に対して正確な情報や知識を学び、これにどう対応していけば良いのかについて要点を明確に整理します。また、実際の赴任・渡航者の社員にどのように知識を伝えるかも含めた、企業実務者向けの内容となっています。
   
     ≪プログラム≫
第一部(10:00〜12:00): 罹患実態と傾向について
 寄生虫学、感染免疫学等のエキスパートであり、海外邦人赴任地での巡回健診を永く手がけておられる東京医科歯科大学名誉教授・藤田紘一郎先生に、海外における健康管理とそのリスクについての概要と、実際のデータや事例から正確な情報や知識を講義していただきます。             
第二部 (13:00〜14:20): 管理者として必要な知識について
 海外赴任者を抱える企業の人事・総務あるいは経営者等として当然知っておくべき健康管理について、「リスク管理」という視点から整理します。
 また、赴任地における衛生状態や食生活での留意事項、その他生活全般における健康リスクについて、実際の渡航者が自分の問題として捉えようするためのノウハウを具体的に話します。
第三部 (14:30〜15:30): 質疑応答、ディスカッション
 現状各企業が抱えている問題についての対応策、海外における健康管理を幅広い視点から考えます。
 また、出席者の方が現在実際に抱えている課題・問題点について、質疑応答・ディスカッションを行います。

日  時; 平成18年7月29日(土)10:00〜15:30
講演者; 東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎先生
場  所; 東京国際フォーラム 会議室 G402(4階)
       東京都千代田区丸の内3-5-1 TEL 03-5221-9000
定  員; 80名
参加費; 36,000円(会員 28,000円)
主  催; NPO法人セルフケア情報研究センター
申込み; NPO法人セルフケア情報研究センター事務局
       TEL&FAX;03-3320‐1271 E‐mail;info@self-cisc.jp

投稿者 selfcare : 23:59 | コメント (0)

2006年07月06日

会報 第6号 2006.7.6発行(抜粋)

NPO法人 セルフケア情報研究センター 〜 Self Care Information Study Center 〜


ごあいさつ

 日ごとに暑くなってまいりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
冷房で汗を冷やすことが多いこの時期、衣類の汗が冷気で乾くのは疲労になります。朝、通勤などで汗をかいたら、下着だけでも着替えましょう。体が軽くさっぱりゆとりをもって一日がスタートできます。是非とり入れてみてください。
 さて、下記の茶野浄蓮先生の仏教講座第1回目が好評のうち終了しました。テーマについての内容だけでなく、普段なかなか知ることのない僧侶ならではの体験談なども交えながら、楽しくまた為になるお話でした。単発や途中の回からの参加でもかまいませんので、皆様ふるってご参加ください。


今後の講座スケジュール

7/28(金) 18:45〜20:15 IGS総研渇議室 浄蓮の仏教講座 第二回「あなたは、どうして僧侶にならないのかな?」
茶野 浄蓮 和尚
7/29(土) 10:00〜15:30 東京国際フォーラム 「海外赴任社員の健康リスク管理のポイント 
                    〜特に中国・東南アジア各国における実態と対応〜」 藤田 紘一郎 先生
10/14(土) 9:30〜16:30 東京国際フォーラム 「第2回コミュニケ−ションスキルアップ セミナー( 医療従事者対象 )」 
久田 満 先生


教育セミナーのお知らせ

「海外赴任社員の健康リスク管理のポイント」 〜 10人に1人は寄生虫感染! あなたの社員は大丈夫か・・・ 〜

 鳥インフルエンザ、SARS、寄生虫感染など「リスク管理」という観点から、海外赴任社員を抱える企業向けに、管理者として必要な知識と対応を公開します。セミナーは3部構成で、実際の事例を通して具体的に解説する講義の他、質疑応答、ディスカッションも行います。
 講師は、寄生虫学・感染症免疫学のエキスパートである藤田紘一郎先生(東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授)です。
 過去10数年のデータや資料でご説明いただきます。秋から冬の流行期に是非このセミナーをご活用ください。

【日 時】7/29(土) 10:00〜15:30(3部構成)
【場 所】東京国際フォーラム G402会議室 東京都千代田区丸の内3-5-1 TEL 03-5221-9000
【費 用】36,000円(正・賛助会員28,000円)
【お申込】セルフケア情報研究センター TEL・FAX 03-3320-1271 E-mail:info@self-cisc.jp


健康相談の記録から 4

 <ご相談のあった方の御了解の上、紹介させていただいております。40歳代女性会社員会員の方>

 私はセルフケア情報研究センターから、病気と診断された後の病院選びから治療法、メンタルまで、病気に関するいろいろな知識や情報を戴くだけでなく、普段の生活についても様々ご指導いただいております。
 アドバイスいただいたとおり、体調の悪いとき、薬だけに頼らなくても健康食品にも非常に効果のあるものがありますし、高価でない普通に市販されている食品でも、かなりの効能がありました。
 私は、夜なかなか寝付けず夜中に何度か起きてしまうほうでしたが、就寝前にすりおろした生姜を入れた牛乳を暖めて飲むと、調子が良くすんなりと眠れます。ぐっすり眠れてすっきり目が覚めるようになりました。また、喉が痛くなってこのままでは風邪をひきそうな気配のある時などは、梅干入り紅茶が効きます。体が温まるし、喉の痛みも和らぎました。身近な食べ物でも効果大でした。
 自分では健康管理に留意しているつもりでしたが、実際は具合が悪くなってから薬を飲むなど、対処的ものになっていました。病気になる前の日頃のセルフケアが大切なのだと改めて思います。


食品豆知識

* 納豆

  納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた食品です。大豆は、昔から「畑の肉」といわれるように良質のたん白質が主成分で、コレステロールを低下させる作用のある不飽和脂肪酸が多く、ビタミンのB2やEなどいろいろな微量成分を含んだ栄養食品です。
 納豆はこの大豆のよさをすべて受け継ぎ、さらに納豆菌の働きで、血栓予防、ボケの予防、高血圧予防、骨粗鬆症の予防、有害菌に対する抗菌作用、消化の促進と整腸作用、美容とダイエット効果、更年期障害の軽減、肩こり・冷え性の予防など、すばらしい効能が加わっています。1日50g摂るように心掛けましょう。海苔やとろろ昆布、キムチやオリーブ油などとアレンジして食べるとさらに効果あり、飽きずに続けられます。
 ただし、脳梗塞や心筋梗塞で薬のワーファリンを服用している人は、納豆のビタミンKがその効果を妨げてしまうので、注意が必要です。


健康豆知識

効果的な薬の飲み方  食前・食後・食間

 薬には、食前に飲むもの、食後に飲むもの、食間に飲むもの、があります。薬を飲む時を指定するのは飲み忘れない為もありますが、食後の薬だからといって、食事を抜いた場合には薬まで飲まないのはよくありません。それぞれ薬の効きによって飲むタイミングが違いますが、食事が不規則でも大体6時間おいたら飲むようにすればまちがいありません。特に、抗生物質は、「時間」と「日数」をきっちり守ることが薬の効果を最大にします。
 しかし、糖尿病の薬などは、食前をきっちり守らないと薬の効果が無いだけでなく、重大な副作用が出る場合もあるので、処方はきっちり守りましょう
 また、食間を食中と勘違いして食事中に薬を飲む人が稀にいますが、食間とは、食事と食事の間のことですから、くれぐれも間違えないようにしましょう。漢方などは、食間が多いです。分からなくなったら、必ず相談して正しく服用する習慣を!!

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